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自分と自由を求めた旅の日記
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プロフィール
HN:
tantas7
年齢:
46
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/11/07
職業:
国営公園スタッフ
趣味:
旅、カメラ、バイク、クライミング
自己紹介:
20台最後の年に
今まで背負ってきた
色んな役割を脱ぎ捨てて
自分と自由を求めてゼロから
歩きだすことにしました。
心のままに、自分にウソをつかず
目の前にあるものをまっすぐに
見つめながら生きていこうと
思っています。
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2025/05/16(Fri) 12:23:16
今日の休みはジムにも行かず久しぶりに1日家にいた。
午前中は亀を水槽から出して散歩させて、
サザンをかけながら過去に自分が書いた文章を読み返したり
今頭に浮かぶ言葉をノートに書き写したり。
午後は徳永英明のVocalistをかけながらを星野道夫の本を読んだ。
その合間亀をひざに乗せたまま2人で昼寝。
寒くなったせいか最近うちの亀はよくひざの上や足の下で眠る。

外は雨。
気温は昨日からぐっと下がって押入れから電気ストーブを出してきた。
あと2ヶ月弱で夏の期間が終わる。
1ヶ月ほどの閉園期間の間に冬の準備をして12月からは冬期間がスタートする。
その頃には北海道に来て約5年、
仕事を辞めてちょうど1年が経つことになる。

僕にとってのこの1年というのは色んなことへの始まりの年になるんだと思う。
自分が残してきた文章を見ても思った。
以前まで感じていた生々しい共感は薄れていて、
少し懐かしいような、少し人事のような不思議な感覚に襲われた。
きっと今までの約30年という時間は今の僕にとっては
《過去》というパッケージの中に入れて
心の引き出しの中にしまっておけるものになっているんだと思う。
今までの時間や出会いや経験を一つの大きな踏み台として、
僕はこれからの時間をすごしていくんだろう。

今の生活は気温の変化や草花の色づき方など
季節の移り変わりをとてもリアルに感じることができる。
そして季節の変化に合わせて僕の仕事も服装も行動も変化していく。
それは大げさに言えば自然とともに生きていくということで、
この土地にいるからこそ体験できることなんだと思う。

寒さが増して冬に近づいていくということは
一見ネガティブな出来事なのかも知れないけど、
見方を変えれば自分の生活を、そして自分自身を変化するチャンスになるわけで、
新しい生活や新しい自分を楽しむチャンスでもある。
そして厳しい冬の向こうには光と色にあふれた春が待っていて、
さらにその先には短くて濃い夏が待っている。


「先進国はどこまで行っても先進国だ」
高校時代の先生に言われた言葉。
生活スタイルを変えなければどこに住もうが旅行者と大して変わらない。
本当の意味でその土地で生きるということは
その土地の自然の変化を感じ、そこに住む人や文化や歴史に触れ、
自分の生活を変え、そして自分自身を変えていくことなんだと思う。
この半年ちょっとの間、
スーツを着て地下鉄で通いパソコンに囲まれた生活の中では
見えてこなかったこの土地の素晴らしさを改めて感じている。
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2008/09/25(Thu) 16:42:03
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