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自分と自由を求めた旅の日記
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プロフィール
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tantas7
年齢:
46
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/11/07
職業:
国営公園スタッフ
趣味:
旅、カメラ、バイク、クライミング
自己紹介:
20台最後の年に
今まで背負ってきた
色んな役割を脱ぎ捨てて
自分と自由を求めてゼロから
歩きだすことにしました。
心のままに、自分にウソをつかず
目の前にあるものをまっすぐに
見つめながら生きていこうと
思っています。
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2025/05/22(Thu) 18:34:05
昨日ガラパゴス諸島の特集をやってた。

生物の《進化》のすばらしさに純粋に感動した。
「あぁ、こいつらって本気で生きてるんだな~」って。

でも、逆に考えると"生きる"ことしか考えてないんだな、とも思う。
エサを食べることと子孫を残すこと。
ただ、それだけ。
そして、ひたすらそれに必死になる。
そのひたむきさというかまっすぐさに目から鱗が落ちる思いだった。

地球温暖化や森林伐採などの影響でエサが無くなってかわいそうとか
種が絶滅しそうだからなんとかしてあげないととか
人間は動物たちに対して色んな妄想を描く。
でも当の動物たちはそんなことほとんどお構いなしなんだと思う。
環境が変わったならそれに合わせてなんとか生きていく。
もし仮に対応しきれず絶滅してしまうならそれも仕方ないくらいに
思ってるんじゃないだろうか。
自分たちの種がいなくなることに対して何も感慨を持たないと思う。
僕たちの住む星ってそういう風にして《進化》と《絶滅》を繰り返しながら
成り立ってきたはずだ。

《種の保存》という言葉がよく使われる。
僕たちが環境を守ろうとするのもごみ問題や地球温暖化に頭を痛めるのも
ヒトという種を残そうとするからで、
まだ見たことも無い子孫が生きていける環境を保つためだ。
そのことに対して今まで大した疑問を持っていなかったけど、
ガラパゴスの風景を見てひとつの疑問が浮かんできた。
奴らが考えてるのは《種の保存》ではなく、
あくまで《個》の保存なんじゃないだろうか。
つまりイグアナはイグアナという種が残ることじゃなくて、
目の前にいる自分の子が生き残ることだけを考えているんじゃないか、ってこと。
結果的にそれが《種》の保存につながる。

ヒトは生物界のピラミッドの頂点に立っているみたいに言われるけど、
1対1で向き合った時、生物的にはクマもライオンもヒトなんか怖がらない。
サメだってトラだってタカだってそう。
タヌキもキツネもシカですら恐れてないかも知れない。
人間なんてスズメバチ1匹にすら殺される存在だ。
自分たちで壊してきた環境を元に戻そうとするのも、
これ以上環境を壊さないようにするのももちろん必要なことなんだけど、
それを「動物たちの為」になんて言っているなら
それはものずごいエゴな気がする。
奴らは環境の変化をいちいち人間のせいになんかしないだろうし、
変わった環境の中で生きていく方法を探すんだろう。
でも、科学に頼りきった人間は果たしてその変化についていけるんだろうか?
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2008/03/18(Tue) 19:42:22
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