自分と自由を求めた旅の日記
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プロフィール
HN:
tantas7
年齢:
46
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/11/07
職業:
国営公園スタッフ
趣味:
旅、カメラ、バイク、クライミング
自己紹介:
20台最後の年に
今まで背負ってきた 色んな役割を脱ぎ捨てて 自分と自由を求めてゼロから 歩きだすことにしました。 心のままに、自分にウソをつかず 目の前にあるものをまっすぐに 見つめながら生きていこうと 思っています。
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昨日、仕事も一段楽したのでそろそろ帰ろうとした時、
別の係のT君がやってきて相談に乗って欲しいと言って来た。 彼によると、うちの職場では夏期間中に集客アップなどに繋がる 提案をするというミッションがあるらしく、 彼はまだそれに全然手をつけられていないらしい。 (ちなみに僕は途中からなのでその話は聞いていない) そろそろ何かしなければ、と思っていたところに 僕が出した着ぐるみ作戦を見て「これはいける」と思ったらしい。 彼のミッションは団体顧客の増加みたいで、 団体向けに着ぐるみを使えないか、と相談してきた。 正直彼のアイデアはまだまだ稚拙でとても現実感の無いものだったから、 色々と突っ込みを入れつつ、 そもそも団体を呼びたいならもっと他にやることがある、と伝えて 自分なりのアイデアをいくつか伝えた。 T君は僕より少し年下でまじめだけどとても不器用な奴だ。 ひいき目に見ても仕事ができるタイプじゃないけど 嫌われるタイプでもない。 そして彼の上司は決して人を育てるのが上手なタイプではないから 彼はいつまで経ってもなんだかいまいちな感じだ。 そんな彼がどういう風の吹き回しで僕のところに来たのかは わからないけど、僕自身相談されること自体は嫌いじゃない。 むしろ、機会があるなら僕ができる範囲で 手を貸してあげたいとは思っていた。 うちの職場は公の組織にありがちな縦割り色が強い。 課が違う、係が違うと相談したりなかなか協力しあったりすることが難しい。 だから効率も悪いし、結果も中途半端になることが少なくない。 それを壊すのも僕のミッションの一つにはしてるくらいだ。 O型特有のプライドの高さなのか、 100%素直に聞き入れている様子ではなかったけど とりあえず最後に「とにかく現場に出ろ」とだけ伝えた。 彼は「そうですね」と小さくつぶやいで自分の席に戻っていった。 その5分後。 今度はT君の嫁のRさんが相談にきた。 Rさんは同じ課の違う係。 まったく検討はずれの提案か「おっしゃるとおり」というど真ん中の 意見しか言わない不思議な子だ。 彼女も《育成》というものを行われていないのか 最初に会ったころはそもそも自分の役割がわかっていない感じだった。 それを「これはこっち」「それはそっち」と役割分担を教えることで 少しずつ話の的のブレが少なくなった。 今回は来月行うチューリップを植えるイベントの話。 花を植えるイベントは彼女の係の仕事だ。 でも先月まではそれすらこちらに振ろうとしていたので 「それはそっち」と教えた。 すると今日は「これはこっちですよね」と相談に来た。 うん。 ちゃんと成長してる。 T君もRさんも僕と同じ“係員”という立場だから本来僕がそんなことを 教えるのはおかしいんだけど、 嫌いじゃないからまぁいいや、って思ってやってる。 彼らが育つことで僕の仕事の幅ももっと広がるし、 もっとアイデアをカタチにできるようになるから。 二人ともたぶん僕が走る姿を見て、何かを思い 相談に来てくれたんだと思う。 彼らにとって一番の刺激は僕自身がこれらかも走り続けることだ。 もっと言葉よりも背中で伝えられるようになりたい。 PR 2009/09/25(Fri) 15:26:25
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