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自分と自由を求めた旅の日記
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プロフィール
HN:
tantas7
年齢:
47
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/11/07
職業:
国営公園スタッフ
趣味:
旅、カメラ、バイク、クライミング
自己紹介:
20台最後の年に
今まで背負ってきた
色んな役割を脱ぎ捨てて
自分と自由を求めてゼロから
歩きだすことにしました。
心のままに、自分にウソをつかず
目の前にあるものをまっすぐに
見つめながら生きていこうと
思っています。
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2025/12/02(Tue) 06:34:47
今年知り合いになった人で
やたらと「社会学」を強調する女性がいる。
同世代で学生時代に本州から北海道に来て
そのまま居ついた子で、プレーパークという遊び場を
作りがしたくでこっちにきたらしい。

彼女と知り合ったのもプレーパークがきっかけだった。
うちの公園で勉強会があったときにきていて
終わってから何気なく話しかけて名刺交換をした。
その後何ヶ月かしてから連絡を取り合うようになって
最近はお互いの公園を行き来するようになった。

そんな彼女が何かにつけて口にするのが「社会学」って言葉。
僕も彼女も社会学出身。
でも今、僕の周りも彼女の周りにも社会学出身者が少ない。
お互い組織に対するフラストレーションを抱えていて
彼女曰く「社会学が少ないから話が進まない」んだそうだ。

確かに言われてみると社会学って不思議な学問だった。
「社会学って何?」って聞かれるとすごい困るし
結局出てくるのは「何でもあり」って答え。
いつか社会学についての本を読んだことがあるけど
「人が生きている世界のことを学ぶ学問」って書いてあった。

その時はぼんやりとしか捉えてなかったけど
今改めて振り返ると「なるほど」と思う。
要するに人と関わる、人が関わる問題すべてが
社会学になるってことだ。

すごく当たり前みたいだけど、結構人の問題に疎い人が
僕の周りにもたくさんいる。
いわゆる「○○屋さん」ってやつ。
知識はあるしいい人なんだけど、
どこか空気が読めない。
スピード感もないし、必死さも無い。
目標意識もないし、達成感を味わうことを楽しまない。
なんかそんな感じ。

僕が社会学出身だって聞いたとき彼女はすごい興奮してた。
そんな人初めてだったから最初は戸惑ったけど
今はそんな気持ちもわかるようになってきた。

「何かをする」「何かを作る」のが目的じゃなくて
「場所」や「きっかけ」を作ったり
「繋ぐ」ことにやりがいを感じる。
きっとそういうわかりづらい、見えづらいものにも
興味を感じることができるのが社会学の視点なんだと思う。

僕らみたいなタイプは専門家にはなれない。
でも、専門家たちを繋いで面白いことはできる。
資格でも目に見える技術でもないけど、
社会学的視点を持ってることを武器にしても
いいなじゃないか、って思う。
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2011/10/25(Tue) 23:26:23
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