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自分と自由を求めた旅の日記
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プロフィール
HN:
tantas7
年齢:
47
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/11/07
職業:
国営公園スタッフ
趣味:
旅、カメラ、バイク、クライミング
自己紹介:
20台最後の年に
今まで背負ってきた
色んな役割を脱ぎ捨てて
自分と自由を求めてゼロから
歩きだすことにしました。
心のままに、自分にウソをつかず
目の前にあるものをまっすぐに
見つめながら生きていこうと
思っています。
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2025/12/02(Tue) 05:28:42
今年知り合いになった人で
やたらと「社会学」を強調する女性がいる。
同世代で学生時代に本州から北海道に来て
そのまま居ついた子で、プレーパークという遊び場を
作りがしたくでこっちにきたらしい。

彼女と知り合ったのもプレーパークがきっかけだった。
うちの公園で勉強会があったときにきていて
終わってから何気なく話しかけて名刺交換をした。
その後何ヶ月かしてから連絡を取り合うようになって
最近はお互いの公園を行き来するようになった。

そんな彼女が何かにつけて口にするのが「社会学」って言葉。
僕も彼女も社会学出身。
でも今、僕の周りも彼女の周りにも社会学出身者が少ない。
お互い組織に対するフラストレーションを抱えていて
彼女曰く「社会学が少ないから話が進まない」んだそうだ。

確かに言われてみると社会学って不思議な学問だった。
「社会学って何?」って聞かれるとすごい困るし
結局出てくるのは「何でもあり」って答え。
いつか社会学についての本を読んだことがあるけど
「人が生きている世界のことを学ぶ学問」って書いてあった。

その時はぼんやりとしか捉えてなかったけど
今改めて振り返ると「なるほど」と思う。
要するに人と関わる、人が関わる問題すべてが
社会学になるってことだ。

すごく当たり前みたいだけど、結構人の問題に疎い人が
僕の周りにもたくさんいる。
いわゆる「○○屋さん」ってやつ。
知識はあるしいい人なんだけど、
どこか空気が読めない。
スピード感もないし、必死さも無い。
目標意識もないし、達成感を味わうことを楽しまない。
なんかそんな感じ。

僕が社会学出身だって聞いたとき彼女はすごい興奮してた。
そんな人初めてだったから最初は戸惑ったけど
今はそんな気持ちもわかるようになってきた。

「何かをする」「何かを作る」のが目的じゃなくて
「場所」や「きっかけ」を作ったり
「繋ぐ」ことにやりがいを感じる。
きっとそういうわかりづらい、見えづらいものにも
興味を感じることができるのが社会学の視点なんだと思う。

僕らみたいなタイプは専門家にはなれない。
でも、専門家たちを繋いで面白いことはできる。
資格でも目に見える技術でもないけど、
社会学的視点を持ってることを武器にしても
いいなじゃないか、って思う。
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2011/10/25(Tue) 23:26:23
秋の森を歩いていると冬の気配を見つけた。

もう冬芽を作って来年の春に備える植物。
冬の寝床にするために建物の隙間に入り込むテントウムシ。
えさを探して走り回るリスやねずみたち。

去年なら絶対気づかなかった。
ある季節を知ることで他の季節の楽しみ方も変わる。
僕たちの生活とは無関係のところで
植物や動物、昆虫たちは季節に合った生活をしている。

この仕事を始めて、自分がどれだけ物事を知らなかったか
思い知らされる。
そして、どれだけ色んなものを「見過ごして」きたか、も。

僕たちは「知ってるつもり」になってることがたくさんある。
人間に都合よくそれっぽく作られたものに囲まれていると
表面的な部分しか見えないけど
自然に生きるものたちにはすべて理由がある。
いちいち理由を気にしてたらキリが無いんだけど
知れば知るほどその深さにため息が出る。

物言わぬ植物にだって生きていく戦略がある。
彼らは生きるために季節を感じ、
動物や昆虫たちと駆け引きをしながら過ごしている。
そのたくましさとしたたかさには脱帽する。

森の中にいるとどんな季節だって
そんな瞬間に出会うことができる。
2011/10/07(Fri) 22:18:49
時々ふと足元にぽっかり穴が開いたような
気になることがある。
穴は見えている。
でも落ちない。
いつ落ちるかは誰にもわからない。
そんな感じ。

きっとそこには穴なんて無い。
あるとしたらそれは自分で掘った穴だ。
いいも悪いも決めるのは自分。
捉え方次第だ。

わかってる。
人生なるようにしかならない。
まっすぐ一生懸命走れば
結果もついてくる。

でも、やっぱり根のない弱さが出る。
同じところにじっとしていられない。
動くから景色が変わる。
新しい場所に行こうとするから不安も生まれる。


パスを出す場所が無い。
たまにパスを出してみてもゴールに向かって
蹴りだされることも無い。

いつまでたっても点が入る気配の無い試合。
消化不良な感じのままタイムアップは近づいてくる。
「やるべきこと」と「あきらめ」のせめぎあいは
まだしばらく続きそうだ。
2011/10/07(Fri) 22:08:40
週末のイベントの準備をしながら
冬のイベントについてブレインストーミングをする。
色づきだした森を横目に
白銀の世界を想像するのはなかなか骨が折れる作業だ。
「あそこの雪はどんな感じやったっけ?」とか
「ここは日程的にきついか?」とか
頭の中の記憶とカレンダーを見比べながら
あれこれ戦略を立てる、

新しいエリアでまだまだ僕らの知らない魅力が
たくさん埋まってる。
ましてや相手は北海道の自然。
毎年表情を変えてくる。

正解なんて無いからとにかく前へ前へ。
あとで「やっときゃ良かった」って後悔するくらいなら
とりあえずやっとけ。
今までもそうやってきた。

自分が歩いた跡がいつか道になる。
ゴールは決めずに走り抜けよう。
2011/10/05(Wed) 09:57:55
少し前のことだけど、
日テレ系列の24時間テレビの北海道ローカル枠に出演した。
「ブギウギ専務」って番組の枠で
専務のウエスギさんとダイノジの大地さんが来て
24時間以内に「エゾ」がつく生き物を探すって企画。

最初話を聞いたときは軽い気持ちで受けたけど
よく考えたら素人2人がそんな簡単に見つけられるわけが無い。
ディレクターさんと話をしているうちに
どんどん巻き込まれていって、最終的には
2日前の深夜収録と当日昼の事前番組、
で、本番も含めて黄色いTシャツを着たスタッフのみなさんと
24時間テレビに関わることになってた。

ディレクターさんに「ガイドの方です」なんて紹介されたとき
すごい不思議な気分だった。
自然と関わるようになってまだ1年半ほど。
確かに毎日森の中を歩いて、今まではまるで縁の無かった
山野草や野生動物、昆虫などなど自然の生き物や植物に
詳しくはなってきた。
元々色は黒いしアウトドアウェアが妙に似合ってたりするけど
4年前まではスーツを着たサラリーマンだった自分が
テレビの前で「ネイチャーガイド」として
紹介されて話をしている。

結局ちょいちょい振られる中継のほとんどに出演した。
深夜の収録にも立ち会って、エンディングの歌のシーンにも
参加させてもらった。

「はい、カット~~」の声が響いたときすごい一体感があった。
あの「終わった~~~」って言う開放感はなんとも言えない。
ジャンルは違うけど「笑ってはいけない~」シリーズの
終わった後もこんな感じなのかな、って思った。

一生のうちで芸人さん(しかも1人は全国区)と
一緒に仕事をすることも
24時間テレビにフルで関わることも
あんなに何回もテレビに映ることもきっとなかなか無い機会だ。
全部の放送を見てないせいもあるけど
2週間経った今もなんだか実感がわかない。
だけど間違いなくいい経験になったし、いいネタになったと思う。

来年の契約がどうなるかまだわからないけど
人生何が起こるかわからない。
色々な縁に感謝しながら生きていきたいと思う。
2011/09/03(Sat) 23:52:54
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