自分と自由を求めた旅の日記
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プロフィール
HN:
tantas7
年齢:
47
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/11/07
職業:
国営公園スタッフ
趣味:
旅、カメラ、バイク、クライミング
自己紹介:
20台最後の年に
今まで背負ってきた 色んな役割を脱ぎ捨てて 自分と自由を求めてゼロから 歩きだすことにしました。 心のままに、自分にウソをつかず 目の前にあるものをまっすぐに 見つめながら生きていこうと 思っています。
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今年知り合いになった人で
やたらと「社会学」を強調する女性がいる。 同世代で学生時代に本州から北海道に来て そのまま居ついた子で、プレーパークという遊び場を 作りがしたくでこっちにきたらしい。 彼女と知り合ったのもプレーパークがきっかけだった。 うちの公園で勉強会があったときにきていて 終わってから何気なく話しかけて名刺交換をした。 その後何ヶ月かしてから連絡を取り合うようになって 最近はお互いの公園を行き来するようになった。 そんな彼女が何かにつけて口にするのが「社会学」って言葉。 僕も彼女も社会学出身。 でも今、僕の周りも彼女の周りにも社会学出身者が少ない。 お互い組織に対するフラストレーションを抱えていて 彼女曰く「社会学が少ないから話が進まない」んだそうだ。 確かに言われてみると社会学って不思議な学問だった。 「社会学って何?」って聞かれるとすごい困るし 結局出てくるのは「何でもあり」って答え。 いつか社会学についての本を読んだことがあるけど 「人が生きている世界のことを学ぶ学問」って書いてあった。 その時はぼんやりとしか捉えてなかったけど 今改めて振り返ると「なるほど」と思う。 要するに人と関わる、人が関わる問題すべてが 社会学になるってことだ。 すごく当たり前みたいだけど、結構人の問題に疎い人が 僕の周りにもたくさんいる。 いわゆる「○○屋さん」ってやつ。 知識はあるしいい人なんだけど、 どこか空気が読めない。 スピード感もないし、必死さも無い。 目標意識もないし、達成感を味わうことを楽しまない。 なんかそんな感じ。 僕が社会学出身だって聞いたとき彼女はすごい興奮してた。 そんな人初めてだったから最初は戸惑ったけど 今はそんな気持ちもわかるようになってきた。 「何かをする」「何かを作る」のが目的じゃなくて 「場所」や「きっかけ」を作ったり 「繋ぐ」ことにやりがいを感じる。 きっとそういうわかりづらい、見えづらいものにも 興味を感じることができるのが社会学の視点なんだと思う。 僕らみたいなタイプは専門家にはなれない。 でも、専門家たちを繋いで面白いことはできる。 資格でも目に見える技術でもないけど、 社会学的視点を持ってることを武器にしても いいなじゃないか、って思う。 PR 2011/10/25(Tue) 23:26:23
秋の森を歩いていると冬の気配を見つけた。
もう冬芽を作って来年の春に備える植物。 冬の寝床にするために建物の隙間に入り込むテントウムシ。 えさを探して走り回るリスやねずみたち。 去年なら絶対気づかなかった。 ある季節を知ることで他の季節の楽しみ方も変わる。 僕たちの生活とは無関係のところで 植物や動物、昆虫たちは季節に合った生活をしている。 この仕事を始めて、自分がどれだけ物事を知らなかったか 思い知らされる。 そして、どれだけ色んなものを「見過ごして」きたか、も。 僕たちは「知ってるつもり」になってることがたくさんある。 人間に都合よくそれっぽく作られたものに囲まれていると 表面的な部分しか見えないけど 自然に生きるものたちにはすべて理由がある。 いちいち理由を気にしてたらキリが無いんだけど 知れば知るほどその深さにため息が出る。 物言わぬ植物にだって生きていく戦略がある。 彼らは生きるために季節を感じ、 動物や昆虫たちと駆け引きをしながら過ごしている。 そのたくましさとしたたかさには脱帽する。 森の中にいるとどんな季節だって そんな瞬間に出会うことができる。 2011/10/07(Fri) 22:18:49
時々ふと足元にぽっかり穴が開いたような
気になることがある。 穴は見えている。 でも落ちない。 いつ落ちるかは誰にもわからない。 そんな感じ。 きっとそこには穴なんて無い。 あるとしたらそれは自分で掘った穴だ。 いいも悪いも決めるのは自分。 捉え方次第だ。 わかってる。 人生なるようにしかならない。 まっすぐ一生懸命走れば 結果もついてくる。 でも、やっぱり根のない弱さが出る。 同じところにじっとしていられない。 動くから景色が変わる。 新しい場所に行こうとするから不安も生まれる。 パスを出す場所が無い。 たまにパスを出してみてもゴールに向かって 蹴りだされることも無い。 いつまでたっても点が入る気配の無い試合。 消化不良な感じのままタイムアップは近づいてくる。 「やるべきこと」と「あきらめ」のせめぎあいは まだしばらく続きそうだ。 2011/10/07(Fri) 22:08:40
週末のイベントの準備をしながら
冬のイベントについてブレインストーミングをする。 色づきだした森を横目に 白銀の世界を想像するのはなかなか骨が折れる作業だ。 「あそこの雪はどんな感じやったっけ?」とか 「ここは日程的にきついか?」とか 頭の中の記憶とカレンダーを見比べながら あれこれ戦略を立てる、 新しいエリアでまだまだ僕らの知らない魅力が たくさん埋まってる。 ましてや相手は北海道の自然。 毎年表情を変えてくる。 正解なんて無いからとにかく前へ前へ。 あとで「やっときゃ良かった」って後悔するくらいなら とりあえずやっとけ。 今までもそうやってきた。 自分が歩いた跡がいつか道になる。 ゴールは決めずに走り抜けよう。 2011/10/05(Wed) 09:57:55
少し前のことだけど、
日テレ系列の24時間テレビの北海道ローカル枠に出演した。 「ブギウギ専務」って番組の枠で 専務のウエスギさんとダイノジの大地さんが来て 24時間以内に「エゾ」がつく生き物を探すって企画。 最初話を聞いたときは軽い気持ちで受けたけど よく考えたら素人2人がそんな簡単に見つけられるわけが無い。 ディレクターさんと話をしているうちに どんどん巻き込まれていって、最終的には 2日前の深夜収録と当日昼の事前番組、 で、本番も含めて黄色いTシャツを着たスタッフのみなさんと 24時間テレビに関わることになってた。 ディレクターさんに「ガイドの方です」なんて紹介されたとき すごい不思議な気分だった。 自然と関わるようになってまだ1年半ほど。 確かに毎日森の中を歩いて、今まではまるで縁の無かった 山野草や野生動物、昆虫などなど自然の生き物や植物に 詳しくはなってきた。 元々色は黒いしアウトドアウェアが妙に似合ってたりするけど 4年前まではスーツを着たサラリーマンだった自分が テレビの前で「ネイチャーガイド」として 紹介されて話をしている。 結局ちょいちょい振られる中継のほとんどに出演した。 深夜の収録にも立ち会って、エンディングの歌のシーンにも 参加させてもらった。 「はい、カット~~」の声が響いたときすごい一体感があった。 あの「終わった~~~」って言う開放感はなんとも言えない。 ジャンルは違うけど「笑ってはいけない~」シリーズの 終わった後もこんな感じなのかな、って思った。 一生のうちで芸人さん(しかも1人は全国区)と 一緒に仕事をすることも 24時間テレビにフルで関わることも あんなに何回もテレビに映ることもきっとなかなか無い機会だ。 全部の放送を見てないせいもあるけど 2週間経った今もなんだか実感がわかない。 だけど間違いなくいい経験になったし、いいネタになったと思う。 来年の契約がどうなるかまだわからないけど 人生何が起こるかわからない。 色々な縁に感謝しながら生きていきたいと思う。 2011/09/03(Sat) 23:52:54
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